自宅でのセルフケア
「よくマッサージ店に行く」という方は日頃から疲れを感じていることも多く、できれば自宅でも気軽にセルフケアをしたいと考えているかと思います。
そこで自宅でできるセルフケアの方法をいくつかご紹介したいと思います。
入浴
寝ても疲れがなかなかとれないという方、シャワーだけで済ませていませんか?冬などの寒い時期だけではなく、夏場などはクーラーに当たることで意外と体が冷えてしまうもの。できれば毎日、浴槽にお湯を溜めてゆっくり体を温めてあげるようにしましょう。血流が良くなって疲労物質を排出しやすくなります。また眠りにつく1時間ほど前に入浴を済ませることで、質の良い睡眠にもつながります。
ストレッチ
自宅で行うセルフマッサージでは、なかなか体の深部までほぐすことはできず、かゆいところに手が届かないと感じたことはありませんか?そういう場合はマッサージではなくストレッチを行ってみましょう。やり方がわからない場合は本や動画などを参考にしてみてください。
一度ストレッチ専門店に行って正しいストレッチ法を教えてもらうのも良いかもしれません。
睡眠
入浴と並んでセルフケアに大切なのが睡眠。ですが寝つきが悪かったり眠りが浅かったり、睡眠に不安を感じている人は意外と多いものです。質の良い眠りのためには何ができるでしょうか。
良い睡眠のコツ1 食事
寝る時間の2~3時間前までに食事を済ませるようにしましょう。これより遅いと胃の中に食べ物が残っている状態になり、消化のために交感神経が刺激されて眠りを妨げてしまう可能性があります。またこれより早くに食べてしまうと、寝る頃になって空腹を感じてしまって寝付けなくなる可能性があります。
食べるものは、基本的には消化がよく栄養があるものをバランスよく食べられれば何でも大丈夫と言えますが、タンパク質を多く含む肉・魚・大豆製品・乳製品などに含まれる「トリプトファン」や、夏野菜や発酵食品に多く含まれる「ギャバ」を積極的に摂取することで、リラックスを得やすくなり眠りの質が向上すると言われています。
良い睡眠のコツ2 日記
そしてもう一つ大切なのが、眠る前にその日あったことを整理すること。
簡単なものでは、「3行日記を書く」という方法があります。
できるだけ手書きで、
- 今日失敗したこと
- 今日感動したこと
- 明日の目標
この三つを順番に書くことで頭の中を整理することができると言われています。
日記を書くことが続かないという人もいるかもしれませんが、書く事が決まっていれば続けることができるかもしれません。難しいことを書いたり大事件を書くわけではなく、その日の失敗は「信号が全部赤だった」とか、感動したことは「ランチがおいしかった」など日常的なことで構いませんし、明日の目標も、思いつかなければ「ネットで見た雑貨が気になる」など興味を惹かれた物事を書くだけで大丈夫です。
簡単にできるセルフケアでその日の疲れをその日のうちにリセットすることが大切です。
それでもうまくリセットできなかったりして疲れが溜まってるなと感じたら、無理せずマッサージ店などで相談してみましょう。